代表者メッセージ

VUCAと呼ばれる予測不能な時代の中で、「企業とは何か?」、「価値とは何か?」という問いが、かつてないほど重要性を増しています。AI革命、地政学リスク、サステナビリティへの適応、そして人材の価値観変化—これらが複雑に絡み合う今日、企業の永続的成長には根本的な変革が求められています。

 

私が30年以上にわたり、当事者および第三者として企業変革や事業成長の最前線に立ち続けた稀有な経験を通じ、確信したことは、真に持続可能な企業価値の創造・向上には、中長期視点での「財務・非財務両面の投資」および「ICT・データ徹底活用」と「人の熱意・創造性醸成&発揮」の高次元での融合取り組みが不可欠だということです。

 

当研究所が提供する変革支援は三つの要素から成ります。第一に「創出価値の再定義:財務的(企業)価値のみならず、社会価値、顧客価値、そして社員価値を包含した広義の価値創出サイクルの確立&強化」、第二に「デジタルの現場浸透:ICT・デジタル・AI技術を、ビジネス/オペレーション効率化のみならず、新たな価値創造の武器として活用」、第三に「社員のウェルビーイング向上:社員の自己実現と高待遇の両立」をワンセットの改革パッケージとするものです。

 

戦略と実行、経営層と現場、デジタルと人、短期と長期—これらを分離して断片的に取り組んでも成果が出ず、”改革疲れ”に陥ります。 当研究所は「統合的変革」を顧客と推進し、10年スパンで持続的に成長し続ける企業変革を支援します。

 

VUCAの時代だからこそ、確かな哲学と方法論が必要です。変革への対話をご一緒しませんか。

齋藤 隆弘

代表者プロフィール

1992年よりアンダーセン コンサルティング(現・アクセンチュア)にてICT実装、業務改革、戦略策定に係る業務に従事し、構想フェーズから実装フェーズまで一貫した改革および支援に必要なケイパビリティを獲得。

 

2003年より製造業向けモノづくり改革ソリューションをコアとするベンチャー企業(ネクステック[現・経営共創基盤])の経営チームに参画し、東京証券取引所への上場やその後の事業拡大に寄与。取締役執行役員として事業推進当事者としてのケイパビリティも獲得。

 

2012年より三菱UFJリサーチ&コンサルティングにて財務・非財務両面の改革による企業価値向上に向けた戦略の立案から実行まで、またESG方針の策定から開示までの支援を、プリンシパル・コンサルタントとしてリード。

 

2023年よりPwC Japanグループ、サステナビリティ・センター・オブ・エクセレンスのパートナーとして、SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)領域を担当。

 

2025年に本研究所を設立、代表者に就任、現在に至る。

 

慶應義塾大学経済学部卒、早稲田大学大学院経営管理研究科修了